星野リゾート青森屋とは
今回紹介する星野リゾート青森屋は青森県三沢市にある温泉リゾート施設です。
もともとは小牧温泉として知られておりましたが、星野リゾートグループが経営権を取得し、リニューアルされました。
広大な広さを誇る青森屋渋沢公園を敷地内に有し、青森を丸ごと楽しむことができるをコンセプトに、温泉で癒されるも良し、ショーやアクティビティを楽しむも良し、自然を満喫するもよし、様々な楽しみ方ができます。
以前に「年末年始でもマイレージで航空券が予約できるか」という記事を紹介しましたが、青森屋目的で三沢空港まで2019年12月末に特典航空券を活用していってきました。
青森屋×特典航空券の組み合わせは交通の便的にも、また移動費が無料なのお財布的にも良いとこ両取りです。
憧れの星野リゾートに泊まってみたいという方には良い組み合わせだと思います。
ということで、存分に楽しんだ星野リゾート青森屋を宿泊記を紹介してまいります。
東京から青森屋への行き方
電車で行く
電車で行く場合は青い森鉄道の三沢駅、東北新幹線の八戸駅が便利です。東京駅からは新幹線を使うと約2時間50分ほどで八戸駅に着きます。三沢駅は八戸駅から在来線に乗り換えて20分ほどになります。
八戸駅、三沢駅のいずれにも送迎バスが出ています。八戸駅は1日に2本のみで要予約、三沢駅はほぼ毎時出ています。 とはいえ青森屋は三沢駅から徒歩10分ほどの距離にあるので散歩しながら歩いていくのも良いと思います。
飛行機で行く
近くにある空港は三沢空港と青森空港です。三沢空港は米軍との共用となっている珍しい空港です。こちらも両空港から送迎バスが出ています。三沢空港は到着便に合わせて送迎ますがありますが、青森空港は1日1便のみ、いずれも要予約です。
車で行く
青森屋には大きな駐車場がありますので車で来ている方も多くいらっしゃいます。近県にお住まいの方は車でも良いかもしれませんね。
今回は飛行機利用で行きました。三沢空港は青森屋の送迎利用の方が多くいらっしゃいました。空港内には観光案内があり、冬は樹氷ツアーなどもあるようです。とても参考になりますよ。実際にここでみつけたほっき丼を食べに行きました。
青森屋の施設
三沢空港から送迎バスで約20分でいよいよ星野リゾート青森屋に到着です。到着するとスタッフの方々が出迎えてくれます。地元の伝統衣装で着飾っているスタッフさんもいらっしゃいました。
ロビーと 囲炉裏ラウンジ
レセプション、ロビーも開放的且つとても和テキストでオシャレな雰囲気になっています。宿泊受付を済ませたら館内図を見ながら、青森屋自慢の囲炉裏ラウンジで一休みです。囲炉裏ラウンジではコーヒーやココアなどを無料で飲むことがきます。散歩すると時にもテイクアウト可能です。
客室
今回は西館8階のツインの部屋に泊まりました。広くて清潔です。ベッドがとても寝心地が良かったです。最近とまった中では一番良いベッドでした。今回のお部屋は展望も良く渋沢公園も見ることができました。
温泉
青森屋では複数の温泉を楽しむことができます。青森屋から徒歩10分ほどの場所にある元湯、本館にある浮湯、そして渋沢公園にある足湯です。元湯には送迎バスも出ています。
元湯
宿泊者以外の方も利用できる温泉施設です。レトロな作りが良い雰囲気を醸し出しています。粘り気のある泉質ですごく体が温まります。昔ながらの温泉という感じですね。
浮湯
青森屋のメインの温泉です。内湯が二つ、露天風呂が一つ。露天風呂は圧巻で、池の中に作れており、名前の通り池の中に浮いているかのような気分になります。また池の中にはライトアップされたライトアップねぶたが浮いており、大変綺麗でした。
足湯
渋沢公園内には足湯があります。こちらもすばらしいロケーションの中で楽しむことができます。雪景色の中で、でも足元は温かくいつまでも使っていたくなるような温泉です。
青森屋を楽しむ
リゾートというだけあって青森屋では施設内だけでもたくさんの楽しみ方があります。定番の渋沢公園散策はもちろん、見て楽しむ、アクティビティを楽しみなど多彩です。
渋沢公園 かっぱ沼と散策路
渋沢公園はかっぱ沼という大きな池を囲む公園です。訪れた日は雪がつもっており、冬の景色を楽しみながら散策することができました。1週40分ほどで回ることができ、足湯、ふれあい牧場、ポニーの家、浮見堂、鐘撞堂など途中途中に見どころもあるので飽きずに散策することができます。ポニーの家にいる2頭のポニーはロビーに宿泊客のお出迎えにも登場してくれますよ。
夜のライトアップ
夜の散策は昼とはまた違った顔を見せてくれます。夜の足湯、ライトアップされた散策路、ねぶたが飾られた浮見堂はいずれも訪れる価値ありです。湯たんぽを貸しくれるのでもっていくと寒さも気になりません。
じゃわめぐ広場
青森屋は館内も見どころ満載です。2階のロビーから1回に降りると地元青森を楽しめる広大な空間が広がっています。じゃわめぐ広場ではリンゴジュースの出る蛇口(※時間限定)、レトロなゲーム機が置かれた遊戯コーナーなどがあります。また夜にはじゃわめぐショーでキャストと青森屋スタッフがスコップ三味線などでも楽しませてくれます。
お腹がすいたらヨッテマレ酒場は昼からやっていますので夕食まで時間があるとき、または夜にもう一杯飲みたい時に楽しむことができます。お土産コーナーもあり、地ビールなどもあるので部屋に持ち帰って飲んでもいいですね。非日常の空間なので歩くだけでも楽しめます。
アクティビティ体験
青森屋では体験型のアクティビティも多く用意されています。ストーブ馬車や工房での伝統工芸体験、日帰りツアーもあります。今回はこの中から下川原焼鳩笛色付けを体験しました。鳩に絵の具を使って色付けをするものです。絵具セットなど中学生以来なので懐かしくなりますね。
青森屋での食事
青森屋にはビュッフェ形式ののれそれ食堂、渋谷公園内にある南部曲屋、ショーを楽しめるみちのく祭りやなどの食事処があります。
今回は夕食、朝食ともにのれそれ食堂を利用しました。
のれそれ食堂 夕食
地元青森の食材や料理をメインにしたビュッフェです。数が多すぎて何種類あるか把握できないくらい沢山用意されています。ライブキッチンも用意されており、ステーキ、磯ラーメン、お刺身、リンゴのデザートは目の前で料理してもらえます。イカやワカメなどの海鮮系食材、リンゴをつかった料理が多かったのが印象的でした。ほやなどの東京ではあまり見ない食材、せんべい汁などの青森の伝統食などトライしみてはいかがでしょうか。個人的におすすめはホタテと磯ラーメンです。
のれそれ食堂 朝食
朝食の目玉はなんといっても海鮮丼です。ネギトロやサーモンなどを乗せた海鮮丼をライブキッチンで頼むことができます。ほかにもホタテの味噌汁やリンゴカレーなどやはり青森の食材を生かした料理が満載でした。
きらく亭(青森屋敷地外)
これは青森屋の施設の外にあるお店の紹介です。12月は三沢市内でちょうどほっき丼フェアをやっており是非食べてみたいと思い昼食に三沢駅前にあるきらく亭さんまで行ってきました。
地元のお母さんたちがやっている食堂でとても暖かい雰囲気のあるお店です。ほっき丼といか刺し定食を注文して食べました。新鮮でコリコリとしつつも弾力のあるほっき貝は今まで食べた中でも美味しかったです。また丼の中にはとろろも隠れており、これがまたホッキ貝との相性が抜群でした。おすすめです。
三沢パイカカレー (青森屋敷地外)
周辺散策で三沢駅に寄ったところパイカカレーという豚軟骨を使ったカレーが無料で振舞われていました。豚のエキスがカレーに溶け込んでとても美味しかったです。インスタントカレーとして発売されているようなので是非ためしてみてください。
以上、星野リゾート青森屋宿泊記でした。大変おすすめの宿です。皆さんもぜひ訪れてみてください。