マイルを使って無料で飛行機に乗ることはマイラーにとっては一番の楽しみですよね。日本の主要航空会社であるJAL、ANAでは国内はもとより、海外にもマイレージを使っての無料航空券予約サービスを実施しています。
でも自分がたくさんマイルを貯めても家族や友達と一緒に旅行に行きたいときには自分以外の人の分も一緒に航空券を予約してあげることはできるのでしょうか?
ということで自分以外の誰となら一緒にマイル旅行を楽しめるのか、該当範囲をまとめてみました。
ご自身以外でJAL特典航空券を予約できる範囲
JALマイレージバンクの説明によると、自分のマイレージを使って一緒に特典航空券を利用できるのは「会員ご本人、会員の配偶者(同性パートナーを含む)、会員の二親等以内の親族の方、義兄弟姉妹の配偶者となります。」となっています。
つまり、何かしらの血縁、婚姻関係が必要というこです。残念ながら友達や彼女彼氏、パートナーの分の航空券をマイレージを使って予約することはできないということになります。
ただ身近なの分で家族であれば、特典航空券を使った予約が可能ということですので家族旅行やご両親との旅行に行く際には是非活用したいですね。
ご自身以外でANA特典航空券を予約できる範囲
ANAマイレージクラブの場合はどうかというと、「会員ご本人様、会員の配偶者・同性パートナーおよび2親等以内のご家族。」となっています。
つまりJAL同様に血縁、婚姻関係が何かしらある範囲ということになります。こちらも友達や彼氏彼女、パートナーの特典航空券の予約にご自身のマイレージを活用することはできないようです。
残念ですが、ルール上仕方ありませんので、ご家族との旅行に活用しましょう。
友達やパートナーとお得に旅行するには
残念ながら家族以外とのマイレージを使った旅行はできないようですが、友達や彼氏彼女、パートナーと一緒にお得に航空券を予約する方法が別にあります。それが下記の方法になります。
JALのおともdeマイル
おともdeマイルはご自身はマイレージを使って航空券を予約して、友達や彼氏彼女、パートナー の部分は特別に安い運賃を支払って予約できるというものです。
どれくらい安いかというと、2020年5月3日、GW初日の羽田から那覇への便で見た場合に18,710円で片道航空券が買えてしまいます。
正規普通運賃だと47,010円しますし、割引価格であるウルトラ先得よりも安いなど比べたらかなりお得に予約ができます。相当優遇された価格といえると思います。
難点は人気の沖縄なので既に埋まり始めている便もありますので、早めの予約が必要です。いずれにしてもおともdeマイルを使えば、家族以外ともお得に旅行ができそうです。
ただし、おともdeマイルが使えるのは国内線のみなのでご注意ください。海外航空券では使えません。
ANAのいっしょにマイル割
ANAのいっしょにマイル割はJALとはやや仕様が異なります。
ご自身は10,000マイルを使って無料で航空券を予約、同行者の方は21,400円~36,600円を支払って一緒の便の予約が取れるというものです。同行者の支払い運賃は時期や場所によって異なるようでANAの公式サイトで確かめることができます。
値段だけでみるとJALがややお得かもしれませんね。ただ、それでも安い運賃で利用できることには変わりませんので是非活用したいですね。
お得なマイレージ活用方法
JALどこかにマイル、ANAトクたびマイル
どちらもJAL、ANAが近年始めたサービスです。JALのどこかにマイルは6,000マイルで4つの候補からランダムに行先が決定されるというもの。1か月以内の出発日程に限定されますが僅か6,000マイルで往復航空券を入手できるは魅力です。どこに当たるかのドキドキ感も味わえますね。
どこかにマイルは同伴者もJALマイレージバンク会員で有れば一緒に申し込みができますので、彼氏彼女、パートナーがマイルを持っているなら利用価値は尚高くなります。
詳しくはこちらの記事も参照ください。
ANAトクたびマイルは片道3,000マイルから対象候補の行先の航空券が予約できるというものです。毎月対象の期間がきまっていますので、予約開始前にはPCの前に陣取って待機しましょう。
いずれも大変お得なマイル数で特典航空券が予約可能なサービスになっていますので是非ご活用ください。
因みにJALカード、ANAカードともに100円で1マイル相当が貯まりますので年60万円を使えば、年に1回無料の航空券を予約できます。
日頃の支払いをカードにするだけでも到達可能な額なので、旅行好きなら利用しない手はないですね。
少ないマイルで予約できるJALカード割引を利用する
JALカードを保有していると通常より少ないマイル数で特典航空券が予約できるサービスです。
A区間、B区間、C区間は距離によって決まってきます。例えば、東京‐大阪はA区間、東京‐沖縄はB区間です。
いずれも通常より必要マイル数が少なくなってくるのでJALのマイルを貯めているという方はJALカードを持ったほうが断然お得です。
閑散期にマイルを使って予約する
JAL、ANA共にマイルを使った特典航空券の予約にはハイシーズン(繁忙期)とローシーズン(閑散期)があり、必要マイル数が変動します。特に海外に行くため国際線特典航空券では変動が大きくなりがちです。
閑散期のほうが少ないマイル数で特典航空券が予約できますので、せっかくならローシーズンで利用できればよりお得にマイルを活用することができます。
尚、必要マイル数や規定は度々変更されることがありますので、こまめにチェックする必要があります。
以上、ご自身以外の特典航空券を予約をとれるかのまとめでした。良い旅を。